私はつい夢中になって先輩の写真を見ていた。





「先輩っすごいですね!すっごく感動しました」





そう言って先輩のほうを見ると、いつの間にこんな急接近したのかと思う程近くに、先輩が立っていた。





「あっ、すいません私…つい、興奮しちゃって」





私ってばなに一人で盛り上がっちゃってるのよっ

先輩も驚いた顔してるよ~…





私は急いで先輩から距離をとった。





「ううん!全然!それより俺の写真、そんな褒めてくれてすげぇ嬉しい!ありがとな」





先輩は眩しいくらいの笑顔を浮かべ、喜んでくれているようだった。





「…っ」





私はそんな先輩の輝く笑顔に、胸が高まってしまっていた。





か、かっこいい…!