「それいいね」


「ええっ!?」




そう言うと蓮は私の腕を掴み、再びベッドへと押し倒してきたのだった。





「ちょっ、本当にだめだって…っ!私、これ以上したら…」





「大丈夫だよ。それに、僕のものって感じがしてなんかいいじゃん」





そう言う蓮の笑みはドス黒かった。





あれ…蓮ってこういうキャラだったっけ!?





可愛い可愛い幼なじみじゃなかった!?





こうなってしまった蓮を止める手段などなく、私は再び降り注ぐ、甘いキスを受け止めていた。