「え…」





不可解な行動をしていた私を、蓮は不思議そうにみていた。





私としたことが…!


せっかく蓮が集中してたのに、邪魔しちゃったじゃんっ





「ご、ごめん。なんでもない!私、廊下にいるからできたら呼んで?」


「はーいっ」





そう言って私は急いで廊下へと飛び出したのだった。





はぁ…っ、はぁ…っ





乱れた呼吸を整えようと、ゆっくりと呼吸をする。





よし…、ちょっとは落ち着いたかな…?





そして窓の外へと視線を移し、気を紛らわせることに徹した。