楽しそうに笑う蓮を見ていたら、どうでもよくなってきた。





…ま、別にいいけど。





そして私はゆっくりと体を蓮に預けた。





今時、ソフレ?だっけ、添い寝フレンドなんて言葉もあるくらいだし、ハグフレぐらいあってもおかしくないよね。





しかも相手は蓮だし、何も問題はなし~





張りつめていた緊張の糸が切れたのか、急に眠気が襲ってきた。





蓮の腕の中って、こんなにも安心するんだ。





知らなかったなぁ…





「なっちゃん、眠いの?」


「ん~…」





蓮の言葉が段々と遠ざかっていく。