「いいね!賛成!」





渉くんの提案に二つ返事で了承すると、私たちはカフェの中へと入った。





「今日は二人とも俺の買い物に付き合ってくれてありがと!すごく助かった」





「お役に立ててよかったよ!」





ついプレゼント選びに来てるって忘れるほど、私も楽しめたし。


今日はいい一日だったかも。





「来栖くんもありがとな」


「いえ~」





蓮は軽くそう言うと、届いたカフェオレに角砂糖を何個も落としていた。





「来栖くんは甘いものが好きなの?」





渉くんはそれを目をぱちぱちとさせながら見ていた。





「そうなの!蓮ってば、すっごく甘党なの。もう蓮!それ以上入れると体に悪いからやめなよっ」