「あっそーだ。だから、蓮のことも好きだよ?可愛いからっ」





私はフフフッと蓮に笑いかけると、ちょっとバカにするように頭をポンポンと撫でたのだった。





蓮も可愛い顔してるからねっ


女の子に生まれてきてたら、絶対美少女だったよ。





「嬉しいような嬉しくないような…」





頭を撫でられ、少し不満そうな表情を浮かべていた。





「僕はそういう好きじゃなくて「おまたせ!」





その時、会計を済ませた渉くんが戻って来た。





「ぬいぐるみは、家まで発送してもらうことにしたよ」


「そっか!流石にあの大きさじゃ持って帰るの大変だもんね」





そういえばさっき、蓮なにか言おうとしてなかった?


私の聞き間違いだったかな…?





「近くのカフェで休憩しようよ」