「分かったよっ。プレゼント選び手伝ってあげる!」





それに、渉くんと一緒にいられることに、少し嬉しかった。





彼女さんがいるっていうのに、喜ぶなんて…私はなんて罪な女なのだ…!





「ありがとう!それじゃ、早速だけどこの後行ける?」


「あー、今日は…」





教室で蓮が待ってるんだけど、今日一緒に帰れないこと伝えたら大丈夫だよね。





「もしかして幼なじみくんと帰る約束してた?」


「あ、うん。そうだけど、今日は一緒に帰れないって言ってくるよ!」





そういえば蓮、渉くんの名前を出すと、何故か不機嫌になるんだよね~





今回も蓮、怒っちゃうかな~…





「それなら、その幼なじみくんも誘って、三人で行こうよ!」





そう言って渉くんは、目をキラキラと輝かせていた。