目が覚めると病院のベッドにいた。

手首には点滴。

私はひどい衰弱状態だったらしい。


しばらく休みお兄ちゃんから全てを聞いた。



「あいつは死んだ。交通事故で即死だってさ。」

誰かが死んだ話をしていると思えないような素っ気なく言っていた。