もし、今日

和真が独りで昼を食べそうなら、

食べようと誘って、そのときに、
昨日の事を謝ろうと思った。

だから、四時間が終了したら、すぐに
席を立って、和真の席に行こうとした。

でも、和真は俺の顔を見た瞬間、
怯えた顔をして、教室から出ていってしまった。

「......何だよ」

そんなに俺、ダメだったのか。

ドンッ

「うぉっ!」

いきなり、背後から衝撃を感じ、
変な声が出た。