和真は慌てて、本を隠そうとした。 でも、その手を俺は止めた。 「何?見せられないものなのか?」 「いや、そう言うわけではないけど...」 「じゃあ、いいだろ?」 そういって、俺は無理やり、 和真から本を奪った。 こいつの悪いところを見つけられるかもしれない。 そんな、ちっぽけな理由で。 和真の手から、本が外れると 一枚の写真が落ちた。 女の人の写真が落ちていた。 この写真を見て、俺は思い付いてしまった。 和真を陥れる、方法を。