「イアン、おかわりがいるならコップ持ってきてください」
「なんだ、持ってってくれてもいいじゃん」
「どうせずっとそこに座ってほとんど動いていないんでしょう。少しは動いてください」
「へいへーい」
エレンの言葉に、イアンは空のマグカップを持って立ち上がり、キッチンに向かい、すぐに戻って来てまたパソコンに向かい始める。
「じいさんに捕まってたのか?」
「えぇ、まぁ。こちらは状況報告とちょっとしたお願いをしに行っただけだったのですが………」
「ま、あのじいさんがそれだけで帰すわけないな」
エレンは肩を竦めた。
「今回はじいさんからの仕事なのか?」
「いえ、依頼主はコンスタント神父です。祖父は仲介です」
エレンの言葉になるほど、とダンテは頷いた。
「あぁ、そうだ。ここへ来る前、ヒルダばーさんの頼まれごとを熟してきたんだが、ちょいと物騒なもん拾ってね」
言いながら、ダンテは少し前に男達から没収してきた改造銃をテーブルに置く。
それまでノートパソコンから目を離さなかったイアンも手を止め、そちらに目を向ける。
そしてそのうちの1つを手に取った。
「安全装置がないじゃん。危ないねぇ」
言いながら、イアンはその銃口をダンテに向ける。
「なんだ、持ってってくれてもいいじゃん」
「どうせずっとそこに座ってほとんど動いていないんでしょう。少しは動いてください」
「へいへーい」
エレンの言葉に、イアンは空のマグカップを持って立ち上がり、キッチンに向かい、すぐに戻って来てまたパソコンに向かい始める。
「じいさんに捕まってたのか?」
「えぇ、まぁ。こちらは状況報告とちょっとしたお願いをしに行っただけだったのですが………」
「ま、あのじいさんがそれだけで帰すわけないな」
エレンは肩を竦めた。
「今回はじいさんからの仕事なのか?」
「いえ、依頼主はコンスタント神父です。祖父は仲介です」
エレンの言葉になるほど、とダンテは頷いた。
「あぁ、そうだ。ここへ来る前、ヒルダばーさんの頼まれごとを熟してきたんだが、ちょいと物騒なもん拾ってね」
言いながら、ダンテは少し前に男達から没収してきた改造銃をテーブルに置く。
それまでノートパソコンから目を離さなかったイアンも手を止め、そちらに目を向ける。
そしてそのうちの1つを手に取った。
「安全装置がないじゃん。危ないねぇ」
言いながら、イアンはその銃口をダンテに向ける。
