何が安心なのか全く分からない。
いったい何なんだこいつは。
それなりの付き合いはあるが、いまだに掴めない。
ある意味エレンより謎で厄介だ。
「で、こっからは山勘じゃなく経験からのアドバイス。その心配はたぶん意味ないぜ。何せエレンは嫌いな人間はそもそも信頼しないし近づけさせない。あいつが頑なな理由は、まぁ言わずもがなだな。何をするにも、きっかけはアンタから作らないと良くも悪くも現状維持。あいつの手を取りたいなら、少し強引に行くべきだ」
さてどうする?とイアンはにんまりと笑う。
これは絶対にダンテがこれからとるであろう行動の予想がついている。
正直、イアンの想像通りに動くのは癪だが、そうも言っていられない。
ダンテは椅子から立ち上がった。
「おう、行くのか?」
「あぁ」
「なら、ここ行ってみな。今の時間ならこっちのはずだ」
そう言い、イアンがスマートフォンを取り出し、SMSでメッセージを送ってきた。
「後、相談料は最近新市街にできたスウィーツ専門店のケーキ4つな」
「…………お前、普段ほとんど動かないくせにその糖分の摂取量の高さはどうなんだ」
「頭使うのだって糖分もカロリーも必要なんですー」
イアンが唇を尖らせながら言った。
いったい何なんだこいつは。
それなりの付き合いはあるが、いまだに掴めない。
ある意味エレンより謎で厄介だ。
「で、こっからは山勘じゃなく経験からのアドバイス。その心配はたぶん意味ないぜ。何せエレンは嫌いな人間はそもそも信頼しないし近づけさせない。あいつが頑なな理由は、まぁ言わずもがなだな。何をするにも、きっかけはアンタから作らないと良くも悪くも現状維持。あいつの手を取りたいなら、少し強引に行くべきだ」
さてどうする?とイアンはにんまりと笑う。
これは絶対にダンテがこれからとるであろう行動の予想がついている。
正直、イアンの想像通りに動くのは癪だが、そうも言っていられない。
ダンテは椅子から立ち上がった。
「おう、行くのか?」
「あぁ」
「なら、ここ行ってみな。今の時間ならこっちのはずだ」
そう言い、イアンがスマートフォンを取り出し、SMSでメッセージを送ってきた。
「後、相談料は最近新市街にできたスウィーツ専門店のケーキ4つな」
「…………お前、普段ほとんど動かないくせにその糖分の摂取量の高さはどうなんだ」
「頭使うのだって糖分もカロリーも必要なんですー」
イアンが唇を尖らせながら言った。
