きっと、この混沌がなければこの国は、独特の美しさと魅力を持った国とはなることはなかっただろう。
そうでなければきっと、時々事件が起こって、少し問題を抱えた政府が国のあれそれを決めて、けれどなんだかんだで平和で、ありふれた国になったのだろう。