それから私は何も考えることができず、気付けばベットの上で携帯を眺めていた。
 俺とのこと考えてくれないか?
不意に春にいの言葉が頭をよぎる。
(そんな急に言われたって考えることなんて出来ないよ……)
       ピンポーン
玄関のチャイムが鳴る。
(?いったい誰だろう?お母さんじゃないし……)
私は慌てて階段を降りて玄関のドアを開けたそこには………