放課後私達は学校の近くにあるファストフード店に行く。

 注文した物を受け取り席に座る。


 「で、相手は誰よ?」


 初詣で、海斗さんと2人で、手を繋いで歩いている、後ろ姿を見たらいし。


 「まさか、クラスの男子とか。」


 私は慌て首を横にふる。


 「相手は、真緒や葵は知らない人だよ。」


 「じゃあ高校生?」


 もう全部話したら、みたいな目で、私を見ている心結の姿に、私は2人に全部話した。


 「私、紗姫の彼氏さん見たい。」


 葵が、ワクワクした目で見る。まだ、心結も海斗さんに合ったことはない。


 葵の発言に、真緒と心結がも、目を輝かせていた。


 「紗姫ちゃん。」

 心結が、わたしをちゃん付けで、呼ぶときは、ろくでもないことを言うとき、相場が決まっている。