海斗さんは運転しながら、楽しそうに笑っていた。そんな、海斗さんの笑顔にドキドキする。


 それから、水族館に着くまで、色々な話をした。


 水族館には、沢山のカップルがいた。みんな幸せそうに、手を繋いでいる。少し羨ましいく思う。

 私達も、入場券を買いに列に並ぶ。


 私達の番になった。私はバックから、財布を出そうもたついている、間に海斗さんが、2人分払ってくれた。


 「海斗さん、お金。」


 チケット代を出す私に、海斗さんは


 「いらない。女に出してもらうほど、お金に困ってないし。」


 「でも…。」


 「黙って奢られとけ。それが、大人の女。」


 お金を受け取る気が全くないと、分かり素直にお礼をゆうことにした。