お皿を洗い。洗濯を急いでする。それから、部屋に戻る。

 昨日夜選んでいた洋服に着替える。
それから、いつもは、ファンデーションだけしかしないのに今日は、好きな人に少しでも、可愛いと思ってほしくて、一生懸命お化粧する。

 ~♪~♪~


 メールの着信音がして、携帯を開く。


 『後5分で、着くから、準備しとけよ。 海斗』

 私は家の外で、海斗さんが来るのを待っていたら、一台の車が、目の前で止まった。


 中から、海斗さんが出てきた。


 「おはよう紗姫。準備は大丈夫?」


 「おはよう海斗さん。早く行こう。」

 もう待ちきれない私に苦笑いで、助手席のドアを開けてくれる。


 私はドアの前で固まってしまう。