毎日、毎日、海斗さんへの思いが膨らんでいく。


 もういつ溢れ出してもおかしくない、想いを胸に抱える。

 最初の出逢いは最悪だった。でも、逢うたびに、だんだんと好きになるこの気持ち。


 人を好きになるて、こんなに幸せで、苦しいものなんだね。


 海斗さんには、勉強の他に、恋する気持ちを教えて貰った。


 逢いたい気持ちを抑えて、私は机に向かった。


 海斗さんをガッカリさせたくなくって、私は勉強した。