「学園祭の日程はこの間ゆったとうりです。この学園祭の目的は経営の勉強です。各クラスには学校の方より経費として、1クラスに10万円が支給されます。このお金を使い、学園祭の出し物を準備。そして、当日の売り上げから、最初に掛かった、経費を引いた金額が、利益となります。利益の20%は福祉に募金残りの80%はクラスで、何に使ってもいいそうです。」
これを聞いたクラスメート達は一瞬ざわつた。
「まだ、続きがあるけん、静かに。」
幸人の声でクラスは静かになる。静かになったのを確認して、話しを再開した。
「さらに、利益を一番に出したクラスには校長先生から、金一封。一般投票で、一位のクラスにはさらに2万円。二位は1万円。三位に五千円が学校から贈られます。
但し、学園祭から4日後の中間考査で、クラス平均65点以下だった、クラスは連帯責任として、2学期が終了する日まで、0限目と7限目の授業、要するに、補習が週3日実地されます。」

