トイレを済ませて、下尾さんのもとに行った。 「あっ来たきたー!じゃ、やろっか」 「う、うん…」 大丈夫、大丈夫。 もう高校生なんだよ? これくらい乗り越えられなきゃ、この先の私の人生どうするの。 いつまでもウジウジしてちゃダメじゃない。 不安に押し潰されそうになる私。 傷つけないように、だけど関わられないように。