* … * … * … * …* … * … *



で、冒頭に戻る......と。




え?何が何だかわからないって?


だよね?わたしもそうだった。


だけど、全ての事情を知っている人たちから話を聞いたから、わたしは今、自分に何が起こっているのか分かることができたのだ。




.......というのも。


斎賀くん、頭どっかにぶつけた!?って思っちゃうような告白を受けた直後。



「ちょちょちょーっと!タイム!タイム!」


「告白の邪魔するつもりないけど!待って!圭人待って!」


「少しだけ!少しだーけ、百地さん借りるね!あ、なんにもしないよ!ちょっと女の子同士だけの話だから!」



そういって割り込んできたのは例の三人組の女子たち。


少し離れた場所に連れだされて......


すわボコボコにされる?

生意気なんだよ!ってイジメられる?

ブス!しね!とか言われる?


なんて戦々恐々してたら、



「「「百地さん巻き込んでごめんね!」」」



謝られたのだ。


最初はもう意味がわかんなかった。