息をのむほどに美しいその輝きは、品の良さといい、カナトにぴったりの色だと思った。
石盤には、リンタール王国王子と書かれてある。
ブレスレットに見とれていると、ふわりと風が吹いた。
かと思うと、カナトの腕の中にいた。
直接、力強さを感じる。
その腕にドキドキするけど、包まれた優しさに安心する。
「この先何が待ってるかわからないけど、とにかく無事にここまでこられて良かった」
「うん」
「神楽弥に出会ったときに、どんなことがあっても大切にしなきゃって思ったんだ。
それはこれからも変わらない。
僕の隣が、君の一番安心できる場所であってほしい」
腕の中で聞く優しい言葉に、胸がいっぱいになる。
石盤には、リンタール王国王子と書かれてある。
ブレスレットに見とれていると、ふわりと風が吹いた。
かと思うと、カナトの腕の中にいた。
直接、力強さを感じる。
その腕にドキドキするけど、包まれた優しさに安心する。
「この先何が待ってるかわからないけど、とにかく無事にここまでこられて良かった」
「うん」
「神楽弥に出会ったときに、どんなことがあっても大切にしなきゃって思ったんだ。
それはこれからも変わらない。
僕の隣が、君の一番安心できる場所であってほしい」
腕の中で聞く優しい言葉に、胸がいっぱいになる。