やっぱりこいつらの仕業か。
「ナツキ王子。
神楽弥を返してもらう!」
剣を構えたカナト王子が、それはもう怒った様子で立っていた。
その後ろには、目付きの悪い護衛がついている。
「守りについてた兵士は倒しておきました。
あと、この裏切り者も確保済みですから」
護衛は、やられてフラフラになったリンタールの元隊長をぽいっと廊下に放る。
この護衛には注意しろと言われているし、こうやって対面すると、こいつの目からは危険な臭いがする。
一人で相手して勝てるとも思えない。
あーあ。
俺もここで終わりか…。
「ナツキ王子。
神楽弥を返してもらう!」
剣を構えたカナト王子が、それはもう怒った様子で立っていた。
その後ろには、目付きの悪い護衛がついている。
「守りについてた兵士は倒しておきました。
あと、この裏切り者も確保済みですから」
護衛は、やられてフラフラになったリンタールの元隊長をぽいっと廊下に放る。
この護衛には注意しろと言われているし、こうやって対面すると、こいつの目からは危険な臭いがする。
一人で相手して勝てるとも思えない。
あーあ。
俺もここで終わりか…。