遠い、遠い、記憶の底。


哀しき願いが蘇る。












でも、私はもう其処から抜け出たの。









お願い、もう戻ってこないで、

私の『幸せ』な日常を壊さないで。












あぁでも、こんな事を願ってしまっている

地点で、いつかまた戻ってきてしまう

と確信しているのだ。














どうかお願い、私を──────────