仕事も終わり、ビールを買って自宅に帰ると……
「あ、皐ちゃんおかえり!」
……げ、何でいるの!
そこには、ニコニコと笑って玄関前に立っている壮介くんだった。
しかも、どどどうすればいいのだろう
ここはキスしてきた事を怒るべき?
「あんなことしておいてよく平気で来れるよね……」
何故か目を見れなくて目線を反らしてしまう。
「皐ちゃんまたビール?」
「別にいいでしょう。……で、入る?入らないの?」
「え、入れてくれんの?」
「うん。…どうせ入ってくるくせに」
私もどうかしてる
これが普通になってきていることにびっくりだ。

