キーンコーンカーンコーン
「じゃあ授業始めるぞ。知ってるやつもいると思うが一応自己紹介だけしちゃうな。1組担任の本田 雅人だ。1年間君らの英語を担当する。よろしくな」
きゃー!という女子の黄色い歓声を受け自己紹介を終えた本田先生。
本田先生はバスケ部の顧問でもあり、隣のクラスの担任。
ここは1組と2組の合同クラスで隣の女子軍からは
「1年間マサトくんが担当とか最高すぎる」
「かっこよすぎ。毎週幸せじゃん~」
「エミ1組なんだから毎日でしょ幸せすぎてそれ死ぬよ(笑)」
などという会話が聞こえてくる
すげえ人気ぶりだな…と思いながらぼんやりと窓の外を見る
その瞬間少し強めの風と共に桜の花びらが俺の机に降ってきた
「サクラ…?」
ふとその花びらを手に取り校庭の桜の木を見る
………ん?
女子が桜の木の下で花びらを捕まえるためにぴょんぴょんしていた
俺はそんな必死な彼女を見てクスッとしてしまった、でもどこか温かい気持ちになった
これが、彼女との初めての出会い
誰も知らない彼女の秘密。
「じゃあ授業始めるぞ。知ってるやつもいると思うが一応自己紹介だけしちゃうな。1組担任の本田 雅人だ。1年間君らの英語を担当する。よろしくな」
きゃー!という女子の黄色い歓声を受け自己紹介を終えた本田先生。
本田先生はバスケ部の顧問でもあり、隣のクラスの担任。
ここは1組と2組の合同クラスで隣の女子軍からは
「1年間マサトくんが担当とか最高すぎる」
「かっこよすぎ。毎週幸せじゃん~」
「エミ1組なんだから毎日でしょ幸せすぎてそれ死ぬよ(笑)」
などという会話が聞こえてくる
すげえ人気ぶりだな…と思いながらぼんやりと窓の外を見る
その瞬間少し強めの風と共に桜の花びらが俺の机に降ってきた
「サクラ…?」
ふとその花びらを手に取り校庭の桜の木を見る
………ん?
女子が桜の木の下で花びらを捕まえるためにぴょんぴょんしていた
俺はそんな必死な彼女を見てクスッとしてしまった、でもどこか温かい気持ちになった
これが、彼女との初めての出会い
誰も知らない彼女の秘密。
