俺達はこの春入学したばかりの1年生。



まあ中学で同じだったやつもいたし、バスケ部に入った事もあって友達は案外すぐに出来ていた






「はい、じゃあ今日は1時間目から英語の授業がありますから教科書、ファイル、筆記用具をもって3階の英語教室に行ってくださいね。ではHRを終わります。また帰りに。」




「ふわぁ〜、、、
あれ?もうHR終わり?
なあ涼〜、英語って今日初めてだよな?何持ってけばいいんだっけ?」



このアホみたいに話を聞いてないやつ…佐賀 裕介 (yusuke saga)はさっき言った友達の1人。
でもコイツとは中学から一緒だから特に仲がいいかもしれない。


「おい、裕介朝っぱらから寝るのやめろって言ってんだろ。そして人の話を聞け。英語は教科書、ファイル、筆記用具持って3階の英語教室」



「あーもうツンデレ涼ちゃんかわいすぎ!!!何だかんだで優しいのよね〜」




「デレてねえしツンツンもしてねえ!てかベタベタすんな!気持ちわりぃな、いいから早く行くぞ」




「待ってよー涼ちゃあーん」





とまあこんな日常を送っていたんだ

















君に会うまでは。