「じゃあ、綾乃ちゃんの撮り始めます。」 その言葉で、ロングカーディガンをさっと脱いだ。 その真っ白なドレス姿に現場のスタッフが息を飲んだ。 「カズさん、お願いします。」 スタッフの声で監督の方へとカズは歩いて行った。 「思った以上に、綾乃ちゃん良いね。」 「…そうですね。」 監督に言われ、カズは同意した。