(ー ここ?さすが芸能人…。)
30階はありそうなータワーマンションを見上げた。
言われた通り、部屋番号 3501を押した。
「入って」
との声とともドアが開いた。
綾乃は少し緊張してエレベーターに乗った。
家の前でインターホンを押すと、和弘が現れた。
「入って。」
「お邪魔します。」
「こっち。」
そういうと、和弘は廊下の1番始めの扉を開いた。
「すごい…。」
20帖はある部屋の中にはギターやパソコンや電子ピアノや機材が置かれていた。
窓の前のは、大きなソファとテーブルが窓の方を向いて置かれていた。
「防音だから。好きに弾いて。」
そういうと、和弘は部屋のから出て行った。

