幸せポイント

友達や先生の話を受け流したりもしない。


ちゃんと、1人1人に向き合っていきたい。


カランッと音がして、チョークが落ちた。


それだけでテンちゃんがあたしの前から消えたのだとわかった。


あたしは足元に転がるチョークを拾うと、スッと息を吸い込み、笑顔を浮かべた。


『ありがとうテンちゃん! また、いつか!』


黒板に書いた文字がテンちゃんに届いたかのように、窓の外の鳥が歌うようにさえずった。






END