奏でるものは~第4部 最終章~


同じ業種ではないことが、救いだが、何かと繋がりはある。

結婚なんて、出来るのだろうか?


優人さんも、私も仕事の立場が変わったばかりで、まだまだ覚えることもあるのだから。


と、自分に言い訳した。


「まあ、当面は秘密にするのが一番よね」

「とりあえず、そうなるかな。
しょーがねぇな」


だんだんと眠気に襲われ、少し眠った。