「……起きた?」
「今、何時?……水、ちょうだい」
腕をのばしてミネラルウォーターをとってくれる。
「今、12時半。朝までまだ寝てられるよ」
「ん、そっか…あ!」
化粧を落としてないことに気付いた。
中途半端に落ちてしまってるだろう。
「なんだ?」
「シャワー貸して?」
「ああ、あっちだけど。
一緒に入る?」
ニヤリとする優人さん。
「いや、いい。絶対来ないで」
「分かったよ」
怠い身体を、よいしょ、と起こして
「あっち向いて!」
と、言うと、はいはい、と向こうを向いた優人さんを確認して、服を集めて寝室を出た。

