奏でるものは~第4部 最終章~



「俺……7年経って、キレイになった歌織をみて、焦ってた。
外見だけじゃなくて、仕事もこなして、日本にいなかった俺は置いていかれた気分だった。

でも、一緒にいると楽しくて仕方ない。

あの事があったから、ずっと大切にしたい。

改めて言うよ。

俺と付き合ってほしい」


しっかりと、目を見て言ってくれる。
その気持ちに、私も応えたかった。


「この前話して、あの時は子供だったと思ったし、ずっと引きずってた、あの時の気持ちを吹っ切ることができたの。

7年は優人さんを遠い人にしてしまったと思ってた。

でも、7年経った今の貴方が好き」


ぶつかるような勢いでキスをされる。
すぐに深いキスになる。


長いキスの後は、ちょっと笑った。