「だれか…付き合ってる人がいるのか?」 目をみて聞いてくる優さんの顔から窓に視線を向けて言った。 「……いない……優さんは?」 「いない。 お前から、何かを聞かれるのは多くない。 ちょっとは俺のこと気になるか?」 ニヤッとして聞かれ、フフと笑いながら答える。 「どうかな?」 二人で飲み物を一口飲む。 「俺、言ったよな? もう一度振り向かせるって」 目を見開く。 「やっと、再会できたんだ。 ずっと会いたかった」 また、ドキリとする。 そんな言い方は狡い。