「未愛…っ。


私がいるでしょ…っ?


泣きたい時は泣けばいい。


でも私の前で泣いて?


1人で抱えこんで、1人で泣かないでっ。


未愛が壊れちゃう…っ。


未愛は1人で抱えこみすぎね。


いいとこでもあるけど、もっと頼ってよっ!


未愛の両親がしたことは、あまりにも残酷


なことってことはわかってる。


辛い思い消えないのもわかる。


でも私と2人で、そのこと消せるまで笑い


あおっ?」


「栞…っ、、」


「ひっでぇ顔っ!笑」


「栞ぃ…っ、、


まだアイツらのこと思い出しちゃう…っ。」