「やっと笑った!


その笑顔ずっと見せてね!


私が引き出してあげるから!」


「うん・・・っ!」


「ほらあ、涙拭いて!


ごはん行くよ!」


「うん・・・っ!」


栞は私の涙が止まるまで抱きしめてくれた。


栞はほんとに温かかった。


安心できた。


ほっと出来た。


栞が大好き。


一番大好き。


改めて思った。