よしっ!


送信っと。


するとすぐに既読がつき、返事がきた。


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サボっちゃえば?笑


あ、それか今からウチくる?


でも親に怒られるか・・・
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栞らしい答え。


でもサボりたかった。


でももっと怖くなるかも・・・


「未愛ぁー


なんでサボってんのぉー?


早く学校行きなさぁーい。


お母さんも寂しいの我慢してるんだから


さあ?」


なんで・・・


ここに母がいるの・・・?


完全にストーカーじゃん。


気持ち悪い・・・


「いくからっ!


もう追いかけてこないで!


じゃあね。」


私は走った。


全速力で。


向かうのは学校ではなく栞の家。


学校どころではなかった。