「大翔…っ?」


私と大翔が散歩をしていたとき。


大翔がその声のした方を見て、焦りの顔に


変えた。


なんか恐怖に怯えているようで、大翔は


逃げようとした。


でもこのままではいけない。


大翔の気持ちも十分伝わるけど…


逃げててもだめでしょ?


向き合ってみないと…


逃げてばかりじゃ、大翔が幸せになれない


でしょ…っ?


私は大翔の幸せを願ってるから…


彼女として、大翔の背中を押してやろって


思ったんだ。