居良~居場所をくれた不良のきみ~

「大翔…っ?」


ある日、栞と散歩をしていると、誰かに声を


かけられた。


振り返ると、この世で一番大嫌いで絶対に


会いたくなかった人が立っていた。


「栞、行こ…っ。」


「大翔…っ。


ごめんね…っ。」


「行くぞ、栞…っ。」


「待って…っ。」


「栞…っ、早く…っ。」


「大翔、待って。」


「し、栞…っ?」


「はじめまして…っ。


大翔さんとお付き合いさせてもらってる、


神垣栞です。」


「大翔の母です…っ。」