居良~居場所をくれた不良のきみ~

・・・っ。


「うわぁーん・・・っ!」


お風呂の中で一人で泣いた。


バカみたいに泣いた。


叫んだ。


辛くなった。


もうなんなの?


そう思うだけで精一杯。


まあ母がいる。


だから大丈夫。


そう思いながら涙を拭き、お風呂を出た。


痣を隠すように服を着て。


髪の毛を解いて。


スリッパを履いて。


リビングへむかった。