居良~居場所をくれた不良のきみ~

父は寝室で眠りだした。


さっきまでのあれはなんだったんだ?って


くらい気持ちよさそうだった。


ってもう忘れなきゃ。


こんなこと忘れたい。


早く。


そして私はお風呂に入った。


束ねていた髪の毛を外し。


服を脱ぎ。


鏡を見ると痛々しい状態だった。


これが20分間殴られ続けた証拠なのか。


青くなったお腹。


痛むお腹。


これに耐えていたのか、私は。


凄いわ、私。