「訊きたいことって?」

「えー?それも言わんとダメー?」

「別に無理には訊かんけど。」
でも気になるし。

何を質問すると?
全く見当がつかない。

そんなことを考えていたらいつの間にか四谷先生の家についていた。

「あ、ここだよ。先生の家。」

家の門を指差した。