野球部とサッカー部のメンバーは
おさまり、俺と舞浜2人きりになった。

「舞浜。俺、お前のことが好きだ。」

「せ、瀬川?本当に?」

「こんなことに騒ぎになるのが嫌なんだ。
安心できねぇ。舞浜、抜けてるし馬鹿だし
あほだしムカつくし超ムカつくし。だけど、
お人好しで自分のことは後回し。そんなやつ
のこと誰が放っておけるか。俺が守ってやる。
俺がずっとお前のそばにいる。好きだ。
俺、舞浜が好きだ。付き合ってください。」

俺はいつの間にか舞浜を抱きしめていた。

「全然嬉しくない。そんなの告白になってない。私だって、人一倍頑張ってるあんたが好きだった。優しくて、超超ムカつくし私のこと
馬鹿にしてくるし。だけど、そんな瀬川がずっと大好きだった。嬉しい。私なんかでいいの?」

「ああ、お前がいい。ごめんな。忙しいのに。
本当は後夜祭に告白するつもりだったんだ。」

「瀬川、実話私もね文化祭に告白しょうって
これ。」

舞浜からはラブレターを渡された。