「正樹さん、櫻木さんは?」



「書斎にいらっしゃいます。」



「そうですか。」



「よろしければ、若に朝食を届けてくれませんか?」



「あ、はい。わかりました。」





なんだかんだいって、櫻木さんには3日間も会ってない。



きっと正樹さんが気にかけてくれたんだ。




トレーを持って、エレベーターに乗る。






チーーン





心臓がバクバクいってる。