柚希が隣にいない日々が






もう当たり前になってしまった。






「柚希くんっ!」





私の愛おしい人の名前を呼ぶのは私じゃない。





隣にいるべきなのも私じゃない。





挨拶を交わすのも私じゃない。





何もかも私じゃない。





私今どんな顔してるんだろ。





絶対ひどい顔してるよね。





柚希を突き放したのは私なのに、後悔してる自分。





こんな弱ってる私誰にも見せれないよ。