君の傍にいたいのに。

『あのさ、そういうの他の子にしな?
私そんなのに騙されないから。』





拓磨くんは、私をからかってるだけ。





そんなのいちいち気にしてられないし。





「まいの髪って本当綺麗だよね」




聞こえてきた声に異常に反応してしまう私。





やっぱり、本当に付き合ってるの?





「お……ひ…ひ……陽菜ちゃん!」





『な、なにっ?』




ぼーっとしすぎて聞いてなかった。





「陽菜ちゃんって柚希が好きなの?」




私に近づいて小さな声で言ってきた拓磨くん。