君の傍にいたいのに。

行くしかない。



HR終わってるかな?
ていうか、まだ居るかな?



すれ違う人達が拓磨くんと同じクラスの人達だから、ちょっと心配。



「あれ、陽菜ちゃん?」


『拓磨くん!
丁度良かった!』



私的にはすごく助かった。
拓磨くんに廊下で会えるなんて。



『ちょっと、話があるんだけど時間ある?』


「あー、別にいいけど。」



ここで話してたら目立つよね。



『あそこの選択教室に行こう?』



なんで、拓磨くんはそんなこと言ったんだろう。



なんか知ってるのかな?



「陽菜ちゃん、話って何?」



『美優から聞いたんだけど、裕大を信用しない方が良いってどういうこと?』



いきなり本題に入っちゃったけど、大丈夫かな?



「あー、その事か。
俺の友達にそいつと友達がいるんだよね。

友達から聞いた話によると、」



『よると?』



少し躊躇った様子の拓磨くんを見ると、私には言いづらい事という事が分かる。



「まぁ、あれだよ!
信用しない方が良いってことだよ」