ー「あ、あのさ!」
夕日差し込む教室で
「これ!読んで、」
1枚の手紙を好きな人に渡した。
『お、おう。読んどく』
彼は手紙を持って教室を出て行った。
「…なんで、口で言えないの…うちのバカ…」
本当は彼に想いを伝えてから手紙を渡すつもりだった。でも、勇気がなかった・・・。

ー次の日ー
昨日はよく眠れなくて寝不足だった・・・と思いながら大きなため息をついていると、
『おい、幸せ逃げんぞ』
って言われて後ろからチョップされた
振り返ると彼が立っていた
「なっ!?そんな事な『お前の事大好きだ』…え、ホント……??」
『あぁ、ずっと前から好きだった///』
「うちも!前からずっと好きだった!!」
気づくと涙が止まらなかった。嬉しくて、嬉しくて、泣きながら笑った
『何泣いてんだよw』
って言いながら涙を拭いてくれた
君の好きな所はたくさんあるけど1番好きなのは〝笑っている君が好きなんだ〟
〜END〜