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side.Lily
「起きて?眠り姫。」
ラルのその声で私は目を覚ました。
「ふぇ?」
まだ覚醒しきってない重い頭で『今何してたんだっけ?』と必死に考える。
あ。
ヤベェ。
入学式の途中で寝ちゃった、テヘペロ☆
お爺様には見つかってないよ……ね?
その時、私はお爺様と目があった。お爺様は私を見て本当に楽しそうに黒い笑みを浮かべた。
あ、もう終わりましたわ、これ。
と、私は単純に生命の危機を感じた。
逃げられないかな……無理だけど。
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「はぁ〜。」
入学式が終わり、新入生の私達は魔力測定へ向かう。
この魔力測定はクラス分けにも影響してくるので、みんなやる気満々だ。
でも、私はそんな事を言っている場合ではなかった……。
何故ならお爺様に「この後の実技試験『も』本気で取り組むこと。」と、言われてしまったのだ。(筆記試験の時も上手いこと言われて本気でやるハメになった。)
はぁ〜……絶対めんどくさい事になるよ……
「う゛~。めんどくさい……。」
「しょうがないね。リリーが寝てたのが悪い。」
「それは分かってるよ~。でも……。」
「はぁ…お爺様の言ったことなんだから諦めろよ。」
「うぅー。」
まだ駄々をこねる私にラルはしょうがないなぁと言った顔で、
「帰ったら、料理長になんか甘い物つくってくれるように頼んどいてやるから。」
「え!?ほんと?よし!私頑張る!」
「うん。ほんとほんと。(単純だなぁ)」
「よし!やる気出てきた〜!!頑張っちゃうよー!」
(素直なのはリリーのいい所だよ…byRaru)
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side.Lily
「起きて?眠り姫。」
ラルのその声で私は目を覚ました。
「ふぇ?」
まだ覚醒しきってない重い頭で『今何してたんだっけ?』と必死に考える。
あ。
ヤベェ。
入学式の途中で寝ちゃった、テヘペロ☆
お爺様には見つかってないよ……ね?
その時、私はお爺様と目があった。お爺様は私を見て本当に楽しそうに黒い笑みを浮かべた。
あ、もう終わりましたわ、これ。
と、私は単純に生命の危機を感じた。
逃げられないかな……無理だけど。
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「はぁ〜。」
入学式が終わり、新入生の私達は魔力測定へ向かう。
この魔力測定はクラス分けにも影響してくるので、みんなやる気満々だ。
でも、私はそんな事を言っている場合ではなかった……。
何故ならお爺様に「この後の実技試験『も』本気で取り組むこと。」と、言われてしまったのだ。(筆記試験の時も上手いこと言われて本気でやるハメになった。)
はぁ〜……絶対めんどくさい事になるよ……
「う゛~。めんどくさい……。」
「しょうがないね。リリーが寝てたのが悪い。」
「それは分かってるよ~。でも……。」
「はぁ…お爺様の言ったことなんだから諦めろよ。」
「うぅー。」
まだ駄々をこねる私にラルはしょうがないなぁと言った顔で、
「帰ったら、料理長になんか甘い物つくってくれるように頼んどいてやるから。」
「え!?ほんと?よし!私頑張る!」
「うん。ほんとほんと。(単純だなぁ)」
「よし!やる気出てきた〜!!頑張っちゃうよー!」
(素直なのはリリーのいい所だよ…byRaru)
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