ふぅ、なんとか爺やが噴火する前に、仕度が間に合って良かった…。いや、マジで怖いよ、あれは。うん。
まぁ、そんな訳でちょっとぐったりしてますがやってきました!

「ここが!アルブレヒト王国国立学院!」

「ん。」

と、私達が送ってくれた馬車(ユニコーンが引いてる)から降りた瞬間…


「「「「「キャーーーーーーー!!」」」」」

ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!

な、なに!?ナニコレ!?

「「「「「ラル様が!!いらっしゃったわーーーーーーーーーー!!!」」」」」

うるさっ!

学院に着くと、学院の入学生や、在校生達(特に女子)の大絶叫で迎えられた。

「うるさ((ボソッ…」

ラル、ボソッって本音でてるでてる。
まぁ見た目は、そんな事一切感じさせない
キラッキラの王子さまスマイルで女の子達に手を振ってるけど。

いつも思うけど、すごいよね。(色んな意味で)

そして私に向けられた視線はと言えば…

怖っ!!

何この温度差!

怖っ!!

まぁラルの隣にいる私が悪いんだけどね?
よし。離れよう。

そーっと…そーっと…


「リリー?何してるのかな?」


アッ、はい。スイマセンでした。
………。
チッ捕まっちまったぜ。

あー

ラルがめっちゃ笑顔だ。めっちゃ笑顔だ。
((大事な事なのでry


「今度、俺から離れたら………。
分かってるよな?」


もちろん最後は超絶笑顔でした。

女の子達よりラルの方が怖いのでごめんなさい私は逃げられないようです。(泣)